親父ギャグに隠された優しさ

先日クライアント様からいただいた作業依頼のメールの一部を紹介します。

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いつも大変お世話になっております。
毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれてやんなっちゃうな～
って、こう毎日暑いと本当に「たいやき」になっちゃいますね。
暑いからといって、冷たいものばかり食べていると、お腹ピ～ピ～になってしまうので気をつけて下さいね。
あまりの暑さに脳ミソが溶けかけ、依頼事を忘れかけてました(笑)
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この後に、本題である依頼内容が記されてきたわけですが、、

それにしても酷くないですか？笑

のっけから意味不明？？？な寒〜い親父ギャグを連発、しかも長い！

これは端からすれば見るも無残な、滑り倒し度神レベルのメールでしょう。

しかし、、今日私は仕事が思うようにいかずイライラしている時にこのメールを見て、
あまりのくだらなさにクスッと笑ってしまいました。（ある意味屈辱…）

ちなみにこの方は仕事はすごくできる方ですし、私も尊敬している点が多々ある方です。
決して暇を持て余しているわけでもありません。

もちろん、普段からつまらない親父ギャグを言ってるような方なのですが、
彼を知っていればいるほど、このメールが彼なりの気遣いや優しさだとわかるのです。

だって、こうして私を含め、少なからず、穏やかな気持ちにさせてもらったりしているのだし。

そして何よりも彼は、こういうメールに対して、うちの大人しい若いスタッフたちが、
対応に困り、結果スルーすることがほとんどなのにも関わらず、めげずに継続し続けているのです。

●島 様
これからもスルーしますが、私たちにとって有難いお気遣いですので、
これからも程よいレベルでお願いします。

ちなみにこのメールに対してご本人に寒い！と言ったら、
絶対に「毎日暑いだろ？だから俺があえて寒いこと言って涼しくしてやったんだろ〜」と、
被せ親父ギャグという高度なテクニックで応戦してくる典型的なアレのタイプです。笑