先日、突然iPhoneでネットでのアクセスが遅くなり、SafariでもFacebookアプリでも、特に画像なんかは読み込みが異常に重くて、つい「SoftBank、絶対に通信障害が発生している!」なんて騒いでしまった後に、結果的に「SoftBankの通信速度制限」と分かり、恥ずかしい思いをしました。
しかし、今回はFacebookで友人に指摘されて「キャリアの通信速度制限」だと気付いたのですが、よくよく考えると同じタイミングで同じような状況になっている人が自分の周りにもチラホラいて偶然とは考え難い。ムムム。
ありました。身近なところに原因が。
先月4月ぐらいから、Facebookアプリでフィードに流れる動画が自動再生されるようになったことをご存知の方も多いはず。
正確には画面の表示領域に入った瞬間に音声OFFで自動的に再生されという機能が新しいバージョンから追加されたのですが、それは今まで興味がなかったら読み込まなかった動画も無条件で表示されれば読み込まれるようになったわけです。
つまり、3Gまたは4G回線でそこそこFacebookを利用しているユーザーは、アプリをアップデートをした日から一気に通信量が増えたということになります。
現状はどのキャリアでスマホを利用していても当月の通信量が7GBを超えると、通信速度制限がかかり解除するにはお金がかかるようですね。なんとケチな。
おそらくほどんどの方は「あ、確か契約時になんかそんな説明聞いた気がする。」程度でしょう。何故なら頻繁にネットで動画を見たりする人以外は簡単に超える通信量ではないので、制限を受けたことがないからです。
だから、今回のこのFacebookのアプリのアップデートに伴う通信量の増加により制限を初めて受けた人は、まさか制限とは思わずに「キャリアの問題」と思っている人がほとんどだと思います。
SoftBankの場合は通信速度制限は以下の通り2種類あるようです。
結局はこの7GBでも1BGでも「動画ならどのぐらいのデータ量なの?」という話になるのですが、答えは動画の画質によるので一概には言えません。
しかし、HDなどの高画質の場合は1日10分~15分ぐらいでも3日で1GBを超えるケースもありますし、いずれにしても私を含め身近にこの通信量を超えている人が沢山いる時点で、もう上限を上げてもらわないと困りますよね。
とりあえず、同じ事態になった方は以下の対策をしましょう。
1.Facebookの動画の自動再生をWiFi接続時のみに限定する。
2.動画はできるだけWiFi環境で視聴する。
1については、以下の手順で設定を変更できます。
▼iPhone
1.iPhoneの設定画面を開く。(歯車のアイコン)
2.下の方アプリが並んでいる中の「Facebook」をタップ。
3.最上部の「設定」をタップ。
4.動画の中の「WiFi接続時のみ自動再生」をONにする。
▼Android
1.Facebookアプリ内の設定画面を開く。(メニューアイコン)
2.設定内の「アプリの設定」をタップ。
3.の「Wifiへの接続時のみ動画を自動再生」のチェックををONにする。
2については、外出先でWiFi環境があれば接続するということではなく(もちろんそれがダメな訳ではありません)、実際は職場や自宅にWiFi環境があっても接続したことがないという方が多いようですので、そういう方はこれを機に接続するようにしましょう。
WiFi接続がよくわからない方は以下の記事を参考に。(かなり古い記事ですが)
http://www.digi-tide.com/knowledge/smartphone/1267/
では快適なスマホライフを!