CC送信とBCC送信の違い – 正しいメールのあれこれ part.1

アイキャッチ

皆さんは仕事で、お客様や取引先とメールでやりとりする機会はありますか?

ここ数年で便利なサービスがリリースされたお陰で、
特にプライベート(スマホ)ではEメールの頻度がかなり下がりましたが、
やはりビジネスシーンではEメールの頻度は高いですよね。。

今回は、よく見るけど実は使い方をよく分かっていない!というようなものから、
CC送信とBCC送信を簡単に説明します。

複数の人に一括でメールを送信する際に使用されるCCやBCC。
これは日常でメールを使用する方なら、一度は使ったことがあると思います。

おそらく、、
CC送信は宛先になるメールアドレスを開示しても良い場合で、
社内、取引先、仲間など、クローズな環境内で使われることが多いと思います。

BCC送信は開示したくない(または開示されたくない)場合で、
不特定多数のクライアントに一斉送信をする等、オープンな環境で使われていると思います。

これらは使い方としては問題はありませんが、もう少し詳しく説明してみましょう。

そもそも、CCとは「カーボンコピー」の略で、
カーボンコピーとは皆さんもご存知の領収書等によくある、
カーボン紙を使用した複写のことです。

イマドキの複写
ノーカーボン・・・。
イマドキは複写にカーボンは使用していないようです。。。

つまりCC送信とは、CCに指定した相手に対して、
「●●さん(宛先に指定された人)に送ったメールのコピーをあなたにも送っておきますね。」
といったように、コピーを送っておきます。という意味合いで使用するのです。

例えば、A社のメイン担当者のSさんにメールを送る際に、
一応、プロジェクトの責任者である上司のPさんにも
進捗を把握しておいてもらうためにコピーを送っておいた方がいいだろう。とか、
同様に社内のもう一人のプロジェクト担当者にも送っておこう。といったケースです。

逆に、上記のようなケースではなく、
送信する内容が複数の方に同じようにお知らせしたい内容なのであれば、
「CC」ではなく「宛先 または To」に全員指定して、送信するのがベターです。

なぜなら、CC送信はあくまでもコピーの送信であって、CCの人に宛てた内容ではないのですから。
(どちらで送ってもメールアドレスは双方に開示されますしね。)

この「CC」「BCC」でなくとも「宛先 または To」に複数の宛先を
指定できるということを意外と知らない方が結構多いようです。

では、最後にダーっと箇条書きでまとめてみまぁーす♪

・「宛先 または To」でメールを受け取った人は「CC」が誰になっているかわかる

・「CC」でメールを受け取った人は「宛先 または To」が誰になっているかわかる

・「BCC」でメールを受け取った人は「宛先 または To」および「CC」が誰になっているかわかる

・「BCC」は誰からも確認できない。本人が受け取ったメールにさえ「BCC」は表示されない

・「CC」を使用しなくても、「宛先 または To」に複数のアドレスを指定できる

・「宛先 または To」を指定しなくても、「CC」「BCC」送信はできる

・「CC」でメールを送る際は、「CC:松本様」といった記載を本文に入れるのがベター

以上、次はメール本文の引用について、改めて紹介したいと思います。